東京都内基準地価 23区 2年連続で全地点上昇 住宅地 都心5区は平均9.6%

2024-09-18     HaiPress

17日に公表された東京都内の基準地価では、全1288地点の94%にあたる1205地点で価格が上昇した。中でも23区は2年連続で全地点で上昇し、堅調な伸びを示している。(押川恵理子)

【住宅地】

全23区で上昇。区別の最高は中央区12.4%で、渋谷区10.2%、目黒区9.6%と続いた。都心5区(千代田、中央、港、新宿、渋谷)平均は9.6%で、その他区平均は6.3%だった。区部で上昇率トップの地点はJR飯田橋駅に近い新宿区市谷船河原町の17.1%。

多摩地域は26市2町で上昇し、檜原村と奥多摩町は横ばいだった。上昇率トップは国立市6.2%で、次いで調布市5.6%、府中市5.5%。JR中央線などの駅に近く、利便性の高い地点で上昇が目立った。多摩地域で最も上昇した地点は京王線仙川駅に近い調布市仙川町3の8.9%。

島部は大島町で下落し、残る1町4村は横ばいだった。

都内の最高価格は6年連続の港区赤坂1で、1平方メートルあたり556万円。

【商業地】

都心のオフィス需要や観光客の回復を反映し、全23区で上昇した。区部平均の上昇率は9.7%で、前年の5.1%から拡大。上昇率の上位には再開発の進む地域や観光地が入った。区別の最高は渋谷区13.1%で、次いで台東区12.5%、文京区11.7%。

多摩地域は、横ばいの奥多摩町を除く地区で上昇した。上昇率トップは立川市7.8%で、次いで府中市と国分寺市の7.3%。

島部は大島町で下落し、残る1町4村は横ばいだった。

都内の最高価格は19年連続で中央区銀座2の明治屋銀座ビルで、前年比5.0%上昇の4210万円。


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